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高三で部活を引退し、辞めたと同時に写真を始めた。正確には、 路上で知らないひとに声をかけ、話を聞き写真を撮る生活を始めた。 今ではライフワークと化し、9年間で記録したひとの数は3,000人を超える。

ただ最近、必ずと言っていいほど外に出ればランナーが視界に入る。 僕としてもいよいよ無視できないというか、この際話を聞きたくて仕方がない存在にもなってきた。 いや、単純になぜと。 「なぜ、あなたは走りますか」

皇居前 2022年11月14日


ーなぜ、あなたは走りますか

なんでですかね(笑)。元々中学、高校と陸上部だったんです。種目は主に1,500メートルとか中距離でした。高校を卒業してからは特に何も運動をしてなかったんですけど、30代後半くらいから急に走りたくなって。やっぱり身体を動かしていないと太ってもきていたので。そこから継続して5年くらいが経ちますかね。今は週3、4回走っています。うーん、「なぜ走るか」と問われると、やっぱり自己ベストを更新したいからですね。つい最近ハーフマラソンで自己ベストを更新しました。タイムは1時間25分くらいでした。

私はランニングに限らずですけど、計画的に物事を達成していくことが好きなんです。今まで出来なかったことが出来るようになるとか。例えば、ランニングウォッチとかでもVO2MAX(最大酸素摂取量)ってあるじゃないですか。そういう数値が練習を重ねるにつれて上がって行ったりとか。それが自信になって自己ベストが出たり。逆算をして何をやっていこうかって計画して取り組むのが好きですね。

ランニングって走り始めるまでが壁ですよね。家を出てしまえばいいですけどそれまでが辛い。やっぱり目標がないと続けられないと思うんですよ。それがタイムなのか、距離なのか。なんのために走るのかがなんとなく自分の中にないと、なかなか継続しにくい。走らない方が楽ですし。それでも走りたいと思うのは、やっぱり大会だったら大会に向けて、今週はこれをしておこうとかが逆算するとあるので。そういうのがないとなかなか続けにくいですよね。続けられる1番の理由は、家族の理解があることです。妻と4人の子どもにはすごく感謝しています。


ーシューズへのこだわり

ナイキのズームテンポネクスト%です。やっぱり反発があって走りやすいですね。
今の目標は、来月の10kmの大会で自己ベストを出すことです。

加藤雄太
1995年、神戸市出身。
「毎日、知らん人に話しかけたら?」悶悶と過ごしていたある日大学の先輩に言われた一言。この言葉をきっかけに写真活動HAZIME-MASHITEをスタートし、その後2016年6月に初版『HAZIME-MASHITE』を地元・神戸にて出版・完売。大学3年時より文科省推奨トビタテ留学Japan6期生としてカナダ・バンクーバーで1年2ヶ月間写真学校に通う(2017-2018)。帰国後は神戸を中心に写真・インタビュー・動画撮影を行い、2019年4月より上京し活動を継続。