日本人にとって1マイルという距離はあまり馴染みのないものだが、海外ではこの距離を冠したレースが多く行われている。1609.344mという長さは中距離走にあたり、スピードと持久力を同時に試される機会だ。1954年にロジャー・バニスターが4分の壁を破って以来、その記録は塗り替えられ、現在は3分43秒13が世界記録として認定されている。
近年は国内でも1マイルを謳うレースが徐々に増えてきたが、この3月に夢の島陸上競技場でも〈HOKA ROCKET X 2 1mile Challenge〉が開催された。そのテーマは「BREAK YOUR LIMIT」。自身の限界を超えるチャレンジが一般ランナーでも10分ほどで行える手軽さも1マイルレースの魅力かもしれない。
自分の限界を超えるためのシューズ〈HOKA ROCKET X 2〉
そしてこのレースで参加者が足を入れたのが〈HOKA（ホカ）〉最速を謳うカーボンシューズの〈HOKA ROCKET X 2〉だ。前作よりも反り上がった高反発のカーボンファイバープレートを高反発のミッドソールで挟み込んでいる。このミッドソールはPEBA（ポリエーテルブロックアミド）を採用した軽量で高反発な素材を採用。粘り気のある独特の柔らかさと反発性を持つ。これによって、「〈HOKA ROCKET X 2〉は前作の〈HOKA ROCKET X〉とは全く別物というくらいに進化しました」と語るのはデッカーズジャパンの安藤正直さん。
足をしっかりと包み込むメッシュ素材と、中足部のフィット感を高める、足あたりの良いガセットも搭載され、レースシューズとして成熟を重ねたことを教えてくれた。
ランニング界を代表するインフルエンサーが集結
この日は冷たい雨に見舞われた夢の島陸上競技場だったが、それにもかかわらず多くのインフルエンサーが「BREAK YOUR LIMIT」を体現するために集まった。
いざレースが近づくと、思いがけず雨もあがり、絶好のコンディション。１マイルレースらしく、勢いよくスタートを切った。
結果はトレイルランナーにお馴染みの〈くれいじーかろ〉さんが、5分2秒という好タイムで優勝。
markでお馴染み、ビームスの牧野英明さんにシューズの印象を聞いてみる。
「何回か走ってますけど、ミッドソール素材PEBAのもっちりとして詰まった感じが素直に感じられました。反発はもらえる一方で、安定感があるのが〈HOKA ROCKET X 2〉の特徴的なところ。接地に関してもミッドフットが一番良さそうに感じました。ヒールストライクの方にも良いと思いますよ。フォームの一番分厚い部分、ミッドフットで捉えるのが一番反発がもらえると思いますね」
スピードシューズでありながら、安定感もあり、フォアフットに限らず幅広いランナーが履くことができるのが、この〈HOKA ROCKET X 2〉の特徴のようだ。
そして各参加者の目標タイムとリザルトは以下の通り。多くの参加者が〈HOKA ROCKET X 2〉のスピードを体感し、「BREAK YOUR LIMIT」を体現し、自身の記録を更新した。
プロランナー くれいじーかろさん
目標Time 5min00sec
Result ５min02sec
YouTuber よしきさん
目標Time 5min20sec
Result 5min03sec 記録達成！
YouTuber 高山敦士さん
目標Time 5min20sec
Result 5min05sec 記録達成！
インフルエンサー 牧野英明さん
目標Time 4min59sec
Result 5min06sec
YouTuber HAGIさん
目標Time 5min20sec
Result 5min06sec 記録達成！
Runtrip MASATOさん
目標Time 5min25sec
Result 5min12sec 記録達成！
ゲストランナー 瀬戸智弘さん
目標Time 5min35sec
Result 5min34sec 記録達成！
atomos RUNNING CLUB TAKASHI IMAIさん
目標Time 5min30sec
Result 5min39sec
ランニングモデル 志村美希さん
目標Time 6min00sec
Result 5min39sec 記録達成！
マルチアスリート 陣在ほのかさん
目標Time ６min00sec
Result 5min52sec 記録達成！
インフルエンサー きゃっするひとみさん
目標Time 6min14sec
Result 6min19sec
グラビアタレント ぱつこさん
目標Time 6min30sec
Result 6min33sec
タレント 佐野千晃さん
目標Time 6min50sec
Result 6min57sec
