独自のテクノロジーによって極上の履き心地を実現する〈HOKA〉 から今夏、スピードを求めるランナーの練習から、レースまでをサポートする2種類のロードランニングシューズが登場する。どちらもPebax®という新素材を活用していることがポイントだ。
Pebax®︎テクノロジー
その性能を認め、世界のスポーツメーカーが採用するPebax®は、剛直なポリアミドブロックと柔軟なポリエーテルブロックで構成されたブロックコポリマーだ。これらのブロックの組成および比率をコントロールすることで、硬く剛直な材料から柔らかく柔軟な材料まで幅広く応用できるという。
ポリアミド、ポリエーテルの両方のパフォーマンスを維持しながら、靭性、柔軟性および高反発力を同時に備え、さらに競合素材に比べて20%軽量である点から、多くのスポーツメーカーに採用され、アスリートの信頼を次々に獲得している期待の新素材だ。
〈HOKA〉では、2023年3月に発売された〈ROCKET X 2〉でPEBAフォームを採用し、スピードモデルにおいてすでにそのパフォーマンスを証明している。
〈MACH X〉 7月3日販売開始
〈MACH X(マッハ エックス)〉は、ワークアウトやテンポ走の質を高めたいというHOKAアスリートの要望に応え、誕生した。今作は〈MACH〉シリーズの特徴である柔らかさと瞬発力に加え、Pebax®︎プレートを組み合わせることで、さらにスピード感のある走りを可能にしている。
また、ミッドソールには、〈HOKA〉のカーボンプレートシューズ〈CARBON X 3〉のミッドソールフォームよりも34%高い反発力を持つPEBAフォームを採用している。
アウトソールはより拡張され、耐久性とトラクションを確保し、アッパーは、ガセットタンとエンジニアードジャガードメッシュを採用しフィット感を実現。その日のコンディションによってペースがコントロールしやすく、レース当日に向けて最適なトレーニングモデルとなっている。
〈CIELO RD〉 7月15日発売
また、トップアスリート向けレーシングモデルとして 〈CIELO RD(シエロアールディ)〉が登場。超軽量性、通気性の良いメッシュアッパー、足を包み込むようなバケット構造など、ハードなトレーニングを積み、レースで限界に挑むための機能を搭載している。
〈MACH X〉と同じく、ミッドソールには〈PEBAフォーム〉を採用。高い反発力で、“足元から地面が消える”かのような、〈HOKA〉のスピードモデルならではのパフォーマンスを体感できる。
スピードを求めるランナーのために生まれた、2つのシューズに期待が高まる。秋のレースに向けて、〈MACH X〉でトレーニングを積んでみてはいかがだろうか。