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気楽に参加できて、走ることを楽しめるのがハーフマラソンの魅力。42.195km、まだフルマラソンは走り切る自信がないという初心者ランナーや、ブランクがあって本気で走り出すタイミングを探しているランナーにももってこい。目標になる大会へのエントリーは、練習のモチベーションを高めてくれます。また地域の特色や、グッズ、エイド食などお祭り的な要素もあるハーフマラソンは、玄人ランナーにも走る楽しみを思い起こさせてくれるかもしれません。markがおすすめするfun runなハーフマラソン大会を紹介します。

1.せとだレモンマラソン(広島)


大会:2024年2月24日
エントリー受付:2023年9月1日〜12月17日

しまなみ海道の中でレモンの名産地として知られる広島県尾道市の生口島。この島で2023年初開催となった〈せとだレモンマラソン〉が来年も開催されることになった。参加賞としてソフトカップ・ボトルを採用しており、国際湘南マラソンに次いで、ゴミを減らすことに注力したマイボトルマラソン大会としても注目を集めている。エイドステーションでは地元産のレモン水を給水できるほか、島の住民サポーターの方々による応援に心が温まる。種目は、9.1kmのシーサイドマラソンと、21.0975kmのハーフマラソン、そして今年から小学生を対象としたキッズランも加わり、3種類となっている。開始時間が午前11:00のため、当日朝に尾道からフェリーで向かい、当日大会受付することも可能。

2.フロストバイトロードレース(東京)



©フロストバイトロードレース事務局

大会:2024年1月28日(日)予定
エントリー受付:2023年10月下旬に開始予定

東京都福生市で毎年1月に開催される〈フロストバイトロードレース〉。本大会は、横田米軍基地内がコース。滑走路をすり抜け、アメリカのような街並みや米軍機を横目に走る、非日常な体験を味わえる。フードエリアでは、ハンバーガーやホットドックなどのアメリカンフードが振る舞われ、日米のランナーたちの交流が盛んだ。〈フロストバイトロードレース〉で毎回密かに人気なのが、参加賞のトレーナー。毎年パンチの効いたデザインを楽しみにエントリーするファンも多し。2km(キッズ枠/ファミリー枠)、5km、ハーフとライトな距離のブロック分けも、初心者や家族参加するにはちょうどいい。年初めの大会としてエントリーしてみては。

3.信州安曇野ハーフマラソン大会(長野)


©信州安曇野ハーフマラソン事務局

大会:例年6月開催
エントリー受付:未定

北アルプスの麓に広がる田園都市、長野県安曇野。豊科南部総合公園を発着し、のどかなロケーションを走る。春から夏にかけての風物詩、雪形が残る北アルプスの風景もしみじみと美しい。標高570mとやや高い場所で、例年6月上旬開催と初夏の涼しい気候で走りやすいのも特徴だ。派手さはないけど、素朴な心地よさが印象に残る大会としてリピーターも多い。穂高温泉郷や豊科温泉など、温泉も多いエリアなので、レース参加後は湯に浸かりゆっくり過ごすのもおすすめ。

4.富士登山競走(山梨)



大会:2023年7月28日開催(毎年7月末に開催)
エントリー受付:例年3〜4月

山梨県の富士吉田市役所からスタートし、吉田口登山道を通って富士山山頂を目指す〈富士登山競走〉も、実は距離を見れば約21㎞とハーフマラソンと呼べるかもしれない。70年以上続く歴史とともに標高差約3,000mにも及ぶこの大会は、そのタフさから日本一過酷なレースとも称される。その一方で「今年もこの時期が来たか」と毎年欠かさず参加する選手も多い。参加コースは、「五合目コース」「山頂コース」と2種類あり、「山頂コース」の参加資格を得るには、まずは「五合目コース」を規定タイムで完走する必要がある。
◎山頂コース
富士吉田市役所~吉田口登山道~山頂に至る約21km(標高差約3,000m)
◎五合目コース
富士吉田市役所~吉田口登山道~五合目に至る約15km(標高差約1,480m)

5.レガシーハーフ(東京)



©東京マラソン財団
大会:2023年10月15日
エントリー受付:年内締切(2024年未定)

2022年、東京マラソンのブランドファミリーとして第一回大会が開催されたハーフマラソン〈東京レガシーハーフマラソン〉は、「受け継がれるもの」という意味が込められている。東京五輪を機に高まったスポーツやウェルネスの気運を末長く継承されていく大会として多くの注目を集めたが、何よりその魅力はコースにある。アスリートの聖地、国立競技場を起点とし、靖国通りや外堀通りを通って、東京の中心部を走ることができる。今年はパリ五輪代表選考競技会として実施する〈MGC〉と同日開催となるため、エリートランナーが戦う空気を感じながら、ランナーも沿道の応援もより一体となって盛り上がるだろう。