ナッツ類は滋養に富んでいて体作りのために良い、とよく耳にしますが、ナッツと一口に言っても種類もさまざま。どのナッツがどのように体に良いのか、英Dailymail onlineにまとめられていたので紹介します。ナッツそれぞれの特性を知ることができて興味深い記事でした。おやつに、おつまみに(?)。毎日の生活の中にナッツを取り入れてみるのはいかがでしょう。
■クルミ
→コレステロールを下げる
クルミを摂取するとコレステロールが下がることが、365人を対象とした13の研究から明らかになっています。ちなみに効果的なのは1日に30g程度とか。
■カシューナッツ
→疲労を防ぐ
鉄分を多く含有。鉄分は体内に酸素を運ぶ助けとなるため、極度の疲労や集中力の低下を防ぐことができます。
■ピーカンナッツ
→風邪、インフルエンザと戦う
ピーカンナッツ5粒で、亜鉛の1日必要摂取量を摂ることが可能。亜鉛は免疫機能正常化に効果的とされ、細菌やウィルスと戦うために必要なミネラルです。
■ピーナッツ
→体重減少効果
脂肪、蛋白質と繊維が豊富なピーナッツは、満腹感をもたらし過食防止に役立つでしょう。ハーバード大学の研究では、カロリーを等しくした場合、ピーナッツやピーナッツバターを含んだ食事は、全く脂質のない食事よりも体重を落としやすかったという結果も。
■ピスタチオ
→血圧降下
一握りのピスタチオは、バナナよりも多くのカリウムを含んでいます。カリウムは塩分の影響で起こる高血圧を制御するのに役立ちます。
■ブラジルナッツ
→がん予防
ブラジルナッツは細胞を保護するのに役立つセレンというミネラルの宝庫。セレンには強力な抗酸化作用があり、膀胱がんや前立腺がんなど、特定のがんの発生や転移を抑える働きがあると考えられています。2粒ほどが適量。
■アーモンド
→糖尿病予防
繊維質を多く含み、炭水化物を含まないアーモンド。低GI食品としても知られ、血糖値を調整する役割を果たしているマグネシウムを豊富に含んでいます。
■ヘーゼルナッツ
→万能なナッツ
心臓の健康のために有用であるとされる不和脂肪酸が豊富。細胞保護ビタミンEの最も豊富な天然の供給源の一つであるばかりでなく、繊維、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、葉酸、ビオチンも豊富でオールラウンドな健康食品と言えるでしょう。
(文 佐藤美加)