この前のお休みに、珍しく湘南を離れ千葉の南房総まで小旅行。おみやげに頂いた自家製の野菜は、今朝畑で取れたというなすやトマト、大きなカボチャ、つやつやしていて自然の甘みがぎゅっと詰まった極上の野菜たちでした! 今は全国各地からお取り寄せすることも、いつでも新鮮な野菜を食べることもできますけど、実際に作ってる親戚のおじいちゃん(とても元気な82歳、もちろん現役です♡)の愛情たっぷり注がれた野菜たちは心温まる格別なものでした。
実は、昔から肉や魚が食べれない私にとって、野菜は主食となる大切な食べ物です。毎日欠かさず野菜を食べる私は、湘南の太陽と風が育てた野菜、「湘南野菜」を、週末に開かれる朝一や野菜を専門に扱うお店などで購入することが多いんです。安心安全を確保していく為に必要なブランド化を推進している「湘南野菜」は、新鮮で美味しい野菜がたくさん揃っていて、多くの方が休日に訪れるこの地域(湘南)のレストランやカフェでも活躍しているんですね。
今年は、早い梅雨明けと猛暑の影響でキャベツなどが品薄に、レタスやトマトの価格が高騰していて平均よりも2倍くらいの高値がついています。でも、野菜は食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含む食材で、がんや虚血性心疾患、脳血管疾患などの動脈硬化性疾患の病気の予防や治療にとても重要な働きをしてくれます。野菜を食べることで、さまざまなことが体にもたらされますが、とくに今回は「抗酸化物質」が豊富な野菜について少しだけ書きたいと思います。
たとえば、私たちは生きる為に欠かすことのできない呼吸をすることで、酸素をとり入れ、体の栄養素とエネルギーが作り出されます。この過程で、一部の酸素が化学反応して発生するのが活性酸素です。活性酸素は体内の細菌を排除するなど、良い働きもしていますが過剰に発生すると、体を酸化させ、体が「さびる」原因ともなります。活性酸素を取り入れ、体が「さびる」ことで生活習慣病や老化を招いてしまうのです。
とくに毎日ワークアウトをされる方、運動によって自然に発生する「活性酸素」に関しては、体に元々ある抗酸化システムでさほど気にやむ必要はないんですが、過度に運動をされる方ほど要注意! 体の内側から老化を進め代謝が悪くなり、冷えや肥満の原因になる事も多いんです。
この「活性酸素」を抑える物質が「抗酸化物質」と呼ばれるもので、ここで野菜が大活躍! アンチエイジングにも効果的でリコピンがたくさん含まれるトマトや、アントシアニンの一種であるナスニンが含まれるナスには、この「抗酸化物質」が豊富にあります。食べやすく手に入りやすいのでお勧めですし、体を温めて代謝を良くしたい、そんな時はしょうがもプラスするとより効果的ですよ。
早寝早起きをする、ストレスを溜め込まない、マイナスイオンをたくさん浴びるなど日常生活にも取り入れられるケアももちろんですが、健康で快適な生活を送る為にも「抗酸化成分」の高い野菜をとることもお勧めします。