あけましておめでとうございます。
白山麓の短い夏の緑の濃さに目を奪われ、
よその山を走り、トレイルの整備をしている間に、
あっという間に冬となり、気づいたら半年近くご無沙汰していました。
年も変わったので、新規一転、書きためていることも含めて、
ドンドンアップしていきたいと思います。
12月初旬の寒波がすっかり根雪となった白川村。
年末年始にはすでにハイシーズン並みの積雪。
おかげでのっけからいい雪滑らせてもらってるけど、
必然的にやらなきゃいけないのは、除雪作業。
屋根のないところに車を置いておくと、一晩で雪の山に。。
晴れや降りが弱い日には、住民総出で雪おろし!
合掌造り家屋の屋根の雪おろしも参加させてもらいました。
屋根の角度が思っていたより急で怖かった。。
1階の屋根と積もった雪がつながって凍ってしまうと、
重みで屋根が引っ張られてしまうそうなので、
つながらないように、雪庇を落とすように家の周りをぐるりと作業。
雪が深いので、スノーシュー履いて作業。
スコップを持って家を出て、最初は寒いけど、
ちょっと身体が動き出すと、なんとなく無言で
黙々と、自分の世界に入りながら作業をするのは
なんとなくランニングにも似ている気がして、
雪かきは嫌いではないのかもな、と感じます。
不安定な足回りだから、体幹も意識するし、全身運動!
ランナーズハイならぬ”雪かきハイ”的な境地感と心地よさがあります。
村の人たちも冬場はあんまりかかないと、物足りなくなるそうです笑
今度心拍計つけてやってみようかな。
しかし、初めての雪国暮らし。わかってはいたけど、やはり楽ではないです。
”雪かきハイ”にも限度があるので、雪が降るのがうらめしくなったりします。
朝も早起きしないといけないし。
足元は汚れるし濡れるし寒いしなので、いつも長靴です。おしゃれっ気ゼロw
夏はエアコンいらない位の快適さだから、差し引きゼロって感じかな。
とはいえ、滑る山、登る山に近いのは、やっぱり魅力的だなと思います。
季節を通して山の近くにいて、様子やリズムを探りながら、
想像しながら過ごすのは、ずっと街で暮らしてきた自分にはとても新鮮。
去年、救命法やガイドのことを学んだこともあり、
少しずつですが、よそ者から、駆け出しながらローカルな意識を感じつつあります。
自信というか、住んでるから語れる矜持みたいな。
って調子こいてたら、この前クルマがスリップしたので気をつけます。。
冬の雪は大変だけれど、ご褒美もやっぱり雪。
雪を滑らない人でも、思わず見とれてしまう風景が、この村にはたくさんあります。
あいにくながら、今日は雨でコンディションもリセットになりそうです。
シトシトと降る雨を眺めながら、
半年ぶりの投稿と次降った日にいつでも動けるように、
デスクワークをせっせとこなしています。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします。
まずは、事故や怪我のない素敵なシーズンを。