mark08号「生活をデザインする、タイニーハウスの暮らしかた SMALL HOUSE,BIG LIFE」でも取り上げたタイニーハウス。アメリカのアウトドア・アクティビティの愛好家を中心に広まった小さな家での暮らしはここ日本でも徐々に広がりを見せています。そんな中、無印良品が「無印良品の小屋」の販売をスタート。タイニーハウスを所有する夢がより身近になりました。
「無印良品の小屋」の特徴はおよそ9m²というコンパクトながら、縁側があったり、奥に向かって屋根に傾斜をつけることで3〜4人でもくつろげる広さがあること。大きな窓は商店に使われている引き戸になっており、相対する小さな窓とともに調光や風通しは申し分なさそうです。
小屋の木材は100%国産で、黒く見える外壁は「焼杉」という造船業で使われていた杉材の強度を高める技法が用いられているのに加え、オイルステインで仕上げられており、防腐性や耐久性が高められています。
基礎は一般の住宅でも使われているベタ基礎を採用し、強度に加え、湿気も防ぐ作りに。モルタルそのままの床面は、土間のようになっており、平坦なために掃除も簡単にできるとのこと。
「無印良品の小屋」は千葉県南房総市のシラハマ校舎に設置されたものが第1期として発売。本体価格は税込300万円で、その他に別途管理費や施設設備費がかかります。シラハマ校舎以外に設置するための販売については2017年秋以降を予定。5月7日までの期間限定でシラハマ校舎での見学と説明会が催されているので、合わせてご注目ください。
「無印良品の小屋」見学・説明会(参加には申込みが必要です)
http://www.awashirahama.com/nagao/mujihut/
「無印良品の小屋」公式サイト
https://www.muji.com/jp/mujihut/