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2022年のUltra-Trail Mt.FUJIの優勝をはじめ、数々の大会で好成績を残してきた日本のトレイル界を牽引する選手の一人である宮﨑喜美乃選手。そんな宮﨑選手と腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を開発・提供する株式会社サイキンソーがアンバサダー契約を締結しました。

〈サイキンソー〉はシーズン中の宮﨑選手の腸内フローラを経時的に解析していくことにより、宮﨑選手に合った腸内のコンディショニングを確立することで目標の実現を支援していくということです。

数十時間かけて約160 kmの山岳地帯を走り続ける100マイルレースは胃腸のコンディションがパフォーマンスに影響を与えることが知られています。

〈サイキンソー〉は「細菌叢で人々を健康に」というミッションの実現に向けて、宮﨑選手の腸内フローラを経時観測することでレース中の栄養補給、レース後の回復に食事や生活習慣の観点から貢献できるのではないかと考え、今回のアンバサダー契約の締結が実現しました。

すでに昨年8月のUTMB(UTMB Mont Blanc)や9月のPirin Ultra という2つの世界大会の前後で腸内フローラを検査・解析しており、レースのパフォーマンスと腸内フローラの相関について調査がスタートしています。

<関連リンク>体内で生きる共同生活者、腸内細菌叢を知ること
https://markmag.jp/2022/05/cykinso/140450

今シーズンはより高頻度で腸内フローラ検査を実施することで、食習慣やレースのパフォーマンス、選手自身の体調や腸内フローラの状態などのデータを複合的に集積。これらのデータを分析することにより、現在のコンディションから次のレースまでの腸内フローラの状態をシミュレーションすることで、腸内フローラの状態からパフォーマンスを予測する機械学習モデルの開発 も見据えているということです。それをもとに、〈サイキンソー〉は、パフォーマンスが良い状態の腸内フローラを維持するために必要な習慣アドバイスに繋げていくことを予定しています。

今回の取り組みが宮﨑選手のパフォーマンス向上、さらに世界の舞台での活躍に結びつくとともに、様々なランナーの腸内コンディションにとっても有益な情報提供がもたらされることにも注目が集まりそうです。

宮﨑喜美乃選手のコメント
「昨年、世界大会前後で腸内フローラ検査を実施し、その結果を頂いた時、自分の感覚とは全く異なるデータが返ってきました。通常の食事を摂れるだけ回復したのにも関わらず、数値は悪いままでした。この誤差が怪我や不調に繋がっていると確信しました。私が行っている 100 マイルレースは寝ずに長時間走り続けることによって、筋疲労はもちろんのこと胃腸へのダメージを大きく受けやすく、適切な食事や休養を入れなければ疲弊してしまいます。私だけでなく、より多くのランナーが、そして一般の方にも役に立つデータを残していき、より健康的に、そして安全に日々を山を楽しめるようにサイキンソーさんと一緒に取り組んでいきたいと思います。」

〈サイキンソー〉公式サイト
https://cykinso.co.jp/