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7月13日、パタゴニアは、海のもたらす価値を共有し、気候危機の解決策ともなる海洋保護の機運を高め、生物多様性回復の必要性を喚起するためのグローバルキャンペーン、〈Protected Oceans〉をスタートしました。

キャンペーン特設サイトでは世界各国から届けられた3つのフィルムと3つの記事を公開しています。

https://www.patagonia.jp/oceans

〈マリン・ライフ・フィルム・シリーズ〉

コラソン サラド(塩の心)
パタゴニア・フィルムズの映画『コラソン サラド』では、パタゴニアのグローバル・スポーツ・アクティビスト、ラモン・ナバロが、チリ領パタゴニアの植民地化で慣習を奪われた伝統的な遊牧民である先住民のカウェスカルとともに、彼らの故郷と先祖から受け継ぐ水域を守るために闘います。

ホット・ピンク・ドルフィンズ
地球のために闘うのに、それほど深刻になる必要はありません。海洋生物愛好家たちのアクティビスト団体〈ホット・ピンク・ドルフィンズ〉に聞いてみてください。彼らは色彩と奇抜さ、そしてユーモアを駆使して、イルカへの脅威は私たちへの脅威であるというメッセージを広めています。

海を愛するがゆえに
ウェールズの海岸線と、地元の人たちが何十年も頼ってきた漁業を再生させる運動の先駆者となった、ある家族の物語。この短編ドキュメンタリーは、ウェールズ初の自治体が所有する環境再生型養殖場「カー・イ・モル」の足跡をたどります。

また、パタゴニアの環境助成先団体などにより、日本各地で行われるイベントを多数紹介しています。

https://info.patagonia.jp/category-events/protected-oceans

海は深刻な脅威にさらされていますが、同時に立ち直る力を秘めています。

海洋は私たちが化石燃料を燃やすことで放出する二酸化炭素の約30%を吸収し、私たちが呼吸する酸素の半分を生み出します。海洋保護には、海草、海藻藻場、マングローブ、サンゴ礁を保護することで二酸化炭素の量を減らして海の回復力を高めることができる、とても大きな機会があります。

また、私たちの未来は、海と結びついています。

皆が共有する海と私たちは、食物、文化、スポーツなどでつながっています。汚染、過剰漁獲、底引き網漁、囲い網式サケの養殖に終止符を打ちましょう。そして、生態系に活力を取り戻すために、海洋を保護する区域を増やしましょう。この海が私たちと未来の世代を育んでくれることができるように。

海と私たちの結びつきをあらためて感じ、気候変動に対する有力な解決策となる海に目をむけるためのキャンペーン、〈Protected Oceans〉に参加してみてはいかがでしょうか。