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Stravaといえばご自身のStrava論を語ってくれたトレイルランナー羽田さんとのonyourmark Radioが記憶に新しい読者も多いはず。羽田さんが話してくれたように様々な形でアスリートのモチベーションを支えてきたStravaに、この度、新機能「グループチャレンジ」が追加されました。

今まではStravaが公認した既存のチャレンジしかありませんでしたが、今回のアップデートではユーザー自身がオリジナルのチャレンジを設定できるようになっています。

よりパーソナライズされたコミュニティで競うことができチャレンジの自由度が上がるため、モチベーションアップにつながりそうですが、それは実際のデータからも明らか。

Stravaのデータ分析によると、チャレンジに参加したアスリートは、チャレンジに参加しなかったアスリートよりも1ヶ月あたりの移動時間が約2.5倍多いことや、2020年9月にチャレンジに参加したアスリートの72%は、6か月後もアクティブにログを残しているという結果が出ています。

ヤクルト陸上競技部 小椋選手の「グループチャレンジ」活用術

現在Strava上で最も速いフルマラソンのログを保持している小椋裕介選手。彼はヤクルト陸上競技部のチームメイト浅石祐史選手、武田凜太郎選手と一緒に「合宿中に3人あわせて600kmの走行距離を達成することを目標に、1人あたり累計200kmのランニングチャレンジ」を設定。通常、合宿においてはそれぞれのメニューでトレーニングをするというヤクルト陸上競技部。小椋選手は今回のチャレンジの意図を以下のように述べています。

「個別のワークアウトの結果以外では、あまりお互いの練習結果を週、月単位で意識することがありません。言うなれば、『個人のチャレンジ』が積み重なって『チーム合宿』となっています。そこで『個人のチャレンジ』を可視化して、お互いの取り組みから刺激を受け、かつ協力して達成できる目標を立てました。

また、チームメイトのワークアウトを詳しく知る貴重な機会でもあるので、Stravaのグループチャレンジを自らの競技力向上にも役立てていきたいです」

グループチャレンジの機能詳細は?

グループチャレンジでは、ユーザー自身が目標と時間枠を設定しメンバーを招待。誰がチャレンジの目標を達成できているかを確認できます。進行状況やメンバーの行動を確認、写真の共有も可能。グループチャレンジは非公開で、その時点で参加しているユーザーのみが閲覧できます。

・モバイルアプリの「グループ」タブから作成。

・3種類からチャレンジ内容を選択。
①最高記録:チャレンジ期間中に、累計の距離/移動時間/獲得標高の最高記録をめざす。
②最速エフォート:設定された距離で最速タイムを競う。対象スポーツタイプはランニング、バーチャルラン、車いすの3種目。
③最長シングルアクティビティ:1回のアクティビティの最長距離の記録を競う。

・自分をフォローしているアスリートの中から24人までを招待可能。

・サブスクリプション機能にのみ対応。

・無料版では3回までチャレンジの作成、もしくは参加が可能。

チャレンジ機能に加えてマップ機能もアップデートされており、よりアクティビティの視認性が高まっています。また、セグメントがメインになっている点も注目。自己ベストの更新や、新しいコースの発見に一役買ってくれそうです。

Stravaの企業理念のひとつ「共有して繋がる」楽しみを新しい形で提供する今回のアップデート。イベントやレースが延期や中止になる中、あらゆる人にとってモチベーション向上の機会を創出してくれそうです。

登録がまだの方は、30日間の無料トライアルから始めてはいかがですか?

Strava公式サイト
www.strava.com

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ヤクルト陸上競技部3名のSTRAVAアカウント
小椋裕介選手
浅石祐史選手
武田凜太郎選手